2016年7月7日木曜日

干瓢の本場を訪ねて(研修旅行パート1)。


かねてからの念願であった干瓢の本場、栃木県下野市の横島さんの干瓢づくりにお忙しい中お邪魔させていただきました。

夕顔と呼ばれるこの実は約7~8kg。
パッと見した時、コロ先生にも見えたのは息子のせいです(笑)。
四月に種付けして手入れしながら約二ヶ月後の6月末頃から八月末頃までころ合いを見て順番に干瓢に仕込んでいきます。
7月20日頃からお盆辺りくらいまでが最盛期だそうです。


干瓢のもとである夕顔の実を機械で剥いでいきます。
(実はこの機械、生産農家の激減で需要が少なく今は生産されてなく故障したら大変の様だそうです)

剥いで直ぐの夕顔の実です。キメが細かくてとってもキレイですね。
一本ずつ干してます。なかなかの手間がいる作業ですね。


午前二時に剥いて夕方まで干して仕込まれた一日分の干瓢です。
束にして硫黄で蒸すそうです。
天気がよければ丸二日間で仕上がるそうです。


本ワサビを効かせた干瓢巻きです。海苔の風味と本ワサビの粘りと香りが相まって良いです。思いも一際です。
そして巻き寿司には欠かせませんね。
どの職種も人手不足で後継者がおられない様ですが一日でも長く頑張っていただきたい!そんな干瓢農家さんでした。

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