2018年11月29日木曜日

地あなごが主役。


11月になってハエ縄漁で獲れる砂地の穴子がシッカリ脂も乗って旬をむかえました。


(七輪で穴子を焼く吉和のおばちゃん)
家でそれぞれ違いますが尾道の雑煮には必ずと言って良いほど焼アナゴが入ってます。ですので年末の今頃になると皆が一斉に穴子を調達されるためヒッパリ穴子となって主役に躍り出るのです。
聞けばこの吉和辺りは漁師さんの多い町なので加えて一夜干しのブグを出汁に雑煮を作るそうです。何とも贅沢ですね。

腹開きにして焼アナゴに。今頃のあなごは一年で一番脂が乗って美味しい時季です。
脂の旨味は何とも上質の牛肉を食してるかのような余韻に浸されます。

穴子とおぼろの箱寿司に。香ばしく脂ののった穴子と小エビのオボロとの調和が何とも良いです。まさに尾道寿司ですね。
素焼きにしてワサビ塩でいただく穴子の白焼き。アナゴ本来の旨味がワサビと塩で食すと良く分かりますね。
今頃の活きた穴子だと他に刺身、天ぷら、煮穴子と何に調理しても美味しくいただけますね。
瀬戸内の穴子を是非堪能してくださいね。




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